さかの動物病院さかの動物病院

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手術は予約制です

避妊去勢手術について

最適な手術のタイミングはそれぞれ、まずは相談しましょう。

  • 院内感染予防のため、各種ワクチン、ノミダニを予防している犬ちゃん・猫ちゃんが対象です。
    予防をしていない場合は、予防後に手術の予約が可能になります
  • 生後7ヶ月前後から手術が可能となります。
  • 基本的に日帰りです。

その他の詳細な注意事項は、予約表をお渡しする際に説明します。

メリット

MERIT 1将来の病気の予防

女の子の場合は子宮蓄膿症や乳腺がん、男の子の場合は前立腺肥大や会陰ヘルニアなど、性ホルモンが関与するいくつかの病気を予防できることが報告されています。

MERIT 2精神的なストレスの軽減

犬ちゃんや猫ちゃんは、私達と違い完全に自由に行動することはできません。近所に異性がいると、外に出たいといったストレスを感じて体調を崩してしまう事もあります。
家から出てしまい、迷子になってしまうケースもあります。

MERIT 3行動面のトラブル

雄猫は生後6ヶ月を超えるあたりからスプレー行動(しっぽを上げて壁におしっこをする)をするケースがあります。
雄犬も足をあげておしっこをしたり、腰をふったりする行動が見られます。
これらの行動すべてが悪いわけではありませんが、人間と一緒に生活するうえで困ってしまうこともあります。
早期に手術を行うことで、習慣になる前に改善される場合があります。

デメリット

DEMERIT 1手術や麻酔

全身麻酔をかけて、女の子の場合は子宮と卵巣、男の子の場合は精巣を摘出します。決してリスクが高い手術ではありませんが、全身麻酔を含めてトラブルも時々報告されています。
また手術から数日は、痛みが出たり元気がなくなるケースもあります。
当院では飼い主さんに安心して手術を任せていただけるように、生体モニターを使用した全身のモニタリング、
鎮痛剤の投与などを行い、動物への負担が少ない手術を心がけています。

DEMERIT 2体重管理

過去のデータでは避妊去勢手術を行った犬ちゃんは、行わなかった犬ちゃんに比べると20%ほどカロリー要求量が下がる、つまり太りやすくなることが報告されています。過度の肥満は将来的に関節疾患、膵炎、糖尿病などのリスクにつながります。しかしこれは適切な食事管理や運動で予防できます。

一般外科について

去勢手術や避妊手術だけでなく、消化器外科、腫瘍摘出、泌尿器外科など幅広い手術に対応しています。
当院では手術で受ける痛みを最小限にするために、手術の方法や術中の麻酔管理、術後の管理までをトータルで考え、動物にとってベストな選択を心がけています。
また、「本当に手術が必要なのか」、「内科治療で管理できないのか」を真剣に考え、飼い主さんと動物にとって最適な治療法を提案していくことを心がけています。